令和6年能登半島地震で被害を受け、小西紋野への義援金を募らせていただいておりましたが、2月29日をもちまして受付を終了とさせていただぎます。地震直後からこれまで、多くの皆様からご支援と暖かいお言葉をいただき、心から励まされ、厳しい状況も希望をもって行動することができました。お心をお寄せ下さいました全ての皆様に、深く御礼申し上げます。
詳細は、下記リンクをご覧下さい。
令和6年能登半島地震において、義実家が全焼し、私が使用していた仕事場も焼失しました。(被害状況や避難状況は、下記の記事をご覧下さい。被災者の方等写真を見るのがお辛い方申し訳ありません)
私は、これまで輪島で様々な方々にお世話になって、蒔絵を習得し製作してきました。研修所で漆の基礎を学び、甚松屋蒔絵店で素晴らしい古典技術を教わり、彦十蒔絵であらゆる注文を頂き実践し経験を積ませて頂きながら、これからの工芸の可能性を間近で見せて頂きました。昨年からは、育児をしながら少しずつ、自分の表現とは何か向き合いながらじっくりと作品を作っていこうと、木地師さんや塗り師さんと相談しながら製作に入っていたところでした(漆芸は分業で、さまざまな職人さんの手を経て1つの作品が出来上がります)。さあこれから蒔絵を、というところで地震に遭いました。
正月休みも少し仕事をしようと思い、一部の道具等は幸い自宅アパートに移動していましたが、貴重な材料・道具・作品・時間をかけて設計した機械類等、多くのものが火災で焼失しました。
神奈川県の実家に子供達と避難した私は、アパートに戻り片付け、手元にある材料道具で少しでも早く仕事再開をしたい思いですが、日毎に明らかになる震災被害は甚大で、市や県は二次避難を促し、ライフラインが整う目処も立っていません。能登へ近づくことも困難を極め、夫・義父も現在も避難所に生活し容易に近づけない状況です。
私共だけでなく、同じように火災や家屋倒壊など、多くの被災した皆様が住まいを失い、漆器業に携る多くの方々が、喪失感とともに、材料道具に被害を受け仕事の継続が困難な中、このようなお願いをすることに大変躊躇しており今も恥ずかしい気持ちでおります。それでも、輪島で漆に携る者の1人として、少しでも早く仕事を再開することに注力しなければならないと考え、募らせて頂く次第です。
募った資金は、私自身や製作に関わる職人さん方の仕事環境の再建、道具や材料の調達、漆芸作品の製作に使用させて頂きます。
趣旨にご賛同頂き、応援頂ける方は、下記の銀行口座より直接、可能な範囲でのご支援をお願い致します。
口座番号
北國銀行 0146
輪島支店 323
普通預金 429005
口座名義 小西 紋野 コニシ アヤノ
なお、領収書は振込依頼書(控)を代用ください。基金の運用は、ご一任ください。
お振込頂ける方は、ご氏名・ご住所・お電話番号・お振込み金額を下記メールアドレスにお知らせ下さい。
合わせてご意見や義援金についてのご質問もありましたらこちらへお寄せ下さい。
info@ayano-konishi.com
この記事のシェア拡散にご協力頂けますようお願い申し上げます。ここまでお読み頂き、ありがとうございました。